いつからか息をするのと同じ

もしも取り上げられたらそれはもう僕ではない 多分

趣味かといわれると首傾げ 

かといってそれで生活できている訳でもないから

どう思われても仕方ないか って言ってる傍から他人の顔色気にしている

 

嬉しかったこと 落ち込んだこと

何かあっても なくても 様々な出来事を描く

どうにもならない日々の思いも たまには報われて楽になった思いもあるから

 

伝えたいことが山ほどあって  書いたり消したりを繰り返して

それでも誰にも届かないなんていつものことで

そのたびにもうやめてしまえって  心のどっかの僕が叫んで

それでも今も崩れた積み木をかきあつめて眺めている

 

何度も 何度も つくりはじめる 

  何度も 何度も やり直すから

いつかは いつかは あなたのもとに届きますように

 

例えばあのときの失敗も悲しみも無駄ではなく意味のあるものにするよ

例えばあの日僕の心を救ってくれた人や唄や絵や物語のように

そんなすべてを形にしたくて 少し寒くなった秋の夜長に思いを馳せる

 

いつからか息をするのと同じ

だからこそたまに息苦しくもなるんだよ 多分

そんなしんどさも悪くないか 書き留めておきたい物語の続きがあるから

 

伝えたいことが山ほどあって  書いたり消したりを繰り返して

それでも誰にも届かないなんていつものことで

うまくいかないことばかりだって やめる理由ならいくつもあって

それでも今も千切れたパズルのかけらを並べて繋げて

 

 

非難と称賛は飛び交い それに怯えたり悩んだり

  気付いたら誰もいなくなり 焦りは悪循環の海

     そんなときはここに帰ろう 深く息を吸って吐き出そう

そしたらまた始めるとしよう 何も失ってはいないから

   あなたが笑ってくれるなら 帳消しになるんだよ すべて

 ひとつまたひとつと繋げよう これまで見てきた すべてを

 

何度も 何度も つくりはじめる  

  何度も 何度も やり直すから

いつかは いつかは あなたのもとに届きますように