暗いこの部屋に淡い光が差し込んだ

昨日まで降っていた雨はもう通り過ぎていた

カーテンを開けたあなたは青い空を見て

とても久しぶりに笑う 何も変わってなんかいやしないけど

 

悩みはいつもこの両手には有り余るほどだな

それでもあなたが笑ってる 今はそれが嬉しいんだよ

 

やまない雨の中で立ち尽くす僕等だけど

誰もがそれを抱えて足掻いて あなたも僕も今ここにいるんだ

今ここからまた描き直そうか ろくでもないなんて勝手に諦めかけてた未来を

 

期待なんかしてない 投げやりに吐き捨てたけど

それが嘘だってことは誰よりも自分がよく分かってる

今さらだなんてまだ終わりには早いだろ

逃げ出したってかまわない いつかまた歩き出せると思うなら

 

悩みはいつもこの両手には有り余るほどだな

それでもあなたが生きてる 今はそれだけでいいんだよ

 

いつまでも続く夜に動けなくなりそうだけど

痛みや不安や後悔でさえ すべていらないものなんてないよ

 

眠れない夜を越えて 辿り着いた今日だから

 誰にも恥じることなんてないよ あなたは何も間違えちゃいないよ

       今ここからまた描き直そうか ろくでもないなんて勝手に諦めかけてた未来を