忘れてたいつかの夢だとか

古ぼけた写真にそっと触れてみる

目を覚ませば 誰かの声がして

現実はあまりに味気ないな

 

形の無いもの、こと、その様々を

歌ったり 話したり 見失わないために

 

抱えたり 逃げたり 騒がしい僕等の日々に

急いだり 転んだり 何も残せなくても

何度だって思い直して 机上の空論笑われて

諦めろって何度も思って それでも僕はここにいる まだ

 

こわいのは今も前も同じで

あの頃の僕がきっと呆れている

踏み出すため 必要なものだとか

考えて ふりをして 振り出しに

 

形の無いもの、こと、その様々を

誓ったり 祈ったり 忘れたりしないために

 

彷徨ったり やめたり 飽きることもなく続いてく

悩んだり 足掻いたり 書きかけの物語

何度だって思い描いて 机上の空論笑われて

つまりは僕は 予定ばかりだ 未定の現状 終わりだよ 今

 

終わりじゃないまだ ほら 本当はとうに気付いてる

ようやく踏み出せる とある5月の道すがら

 

抱えたり 逃げたり 騒がしい僕等の日々に

急いだり 転んだり 何か残せますように

 

何度だって思い描いて 机上の空論笑われて

つまりは僕は 予定ばかりだ 未定の現状 終わりだよ 今ここで